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気になるあの場所へ Vol.6(猿橋)

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「日本三奇橋」ってご存知ですか?

 

その一つである山梨県大月市の「猿橋」。

子供の頃、この呼び名に好奇心を抱いたことを覚えてます。

おそらく子供心に猿の楽園のような場所を想像していたのかも。

 

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昔からある美しい景観に感動。多くの文人がこの絶景に杖を止めた。

 

猿橋は相模川水系の桂川に掛かる橋。

歴史は古く、奈良時代に猿が互いに身体を支え合いながら

橋を作ったのを見て造られたそうですが、

あくまで伝説で起源ははっきりしてないそうです。

橋脚を使っていない刎橋(はねばし)という珍しい形式の木橋で、

下の写真のように、両岸から突き出た刎木(はねぎ)を設けて、

それを支点として橋を渡している構造です。

この構造形態の橋は江戸時代には多く見られたそうですが、

今では日本中でこの猿橋だけ。奇矯と呼ばれる所以がここにあります。

 

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刎木を重ねて少しずつ中空に突き出して、これを足場に橋を渡しているんですね。

 

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雨による腐食を防ぐために刎木や柱の上に屋根を設けています。まるで日本家屋のようなデザイン。

 

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江戸時代にタイムスリップしたかのような気分。

 

江戸時代には甲州街道の宿場にあったこともあって、多くの人々が行き交った橋。

その景観美から浮世絵師の歌川広重は「甲陽猿橋図」という作品を残しています。

また昭和7年にはその歴史上の価値と芸術性が認められ、

日本の名勝指定を受けています。

 

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9回の架け替えと10数回に及ぶ修理が施されています。

 

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橋の下はごらんの通り。恐ろしい高さです。

 

橋の規模(長さ30.9m・幅3.3m)はそれほど大きなものではないのですが、

そこは断崖絶壁、深い谷の下は30m、下を覗くと一瞬ヒヤッとします。

 

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その反対側にはこれまた古そうな橋(写真・手前)が。

 

橋の上から見えるこの雰囲気のあるアーチ橋は、

「八ッ沢発電所施設・第一号水路橋」。

100年以上続く鉄筋造りの現役水路で、

これもまた国の登録有形文化財だそうです。

 

猿橋から眺める明治時代の水路式発電の技術。

日本人の技の力を一度に何度も感じることのできるこの貴重な場所。

当時の情景を思い浮かべながら、ゆっくりと歩いてみては。

 

大月市サイト・観光トピックス(猿橋)→こちら